北へ

和歌の世界で雁の枕詞は「遠つ人」(とおつひと)といい、遠くにいて会えない人、遠くにいる人を待つ、遠く旅する人などの意で使うそうだ。 この雁の群れは北へ向かっている。 ここを素通りしてずっと遠く、より寒いカナダかアラスカへ行くのだろう。 ふと「遠つ人」に思いを寄せた。
北へ_e0038420_0283415.jpg

[G1]
by scottts | 2009-12-24 00:33 | ELMARIT 21/2.8
<< クリスマスの心 胃袋と夢のウオーターフロント >>