女性専用車両

といってもこの時は男性が乗ってもいい時間帯。 でもですねえ、私、数年前のですねえ「天国と地獄」の心的外傷がまだ癒えてなくてですねえ、この車両は躊躇しましたが、たくましい男性がそのサインの真下に堂々と座っていらっしゃるのを見て心強く思ったものですから、勇気をだして乗りました。 そしてこの方のオーラがふりかかるようにとできるだけ近くに座ったのです。 この方と目が合ったら「あ、どうも」と挨拶をするつもりでずっとお顔を拝見し続けていました。 きっと目の端に、ひげの得体の知れないじいさんが何故かなやましそうに自分をじっと見ているのが映ったのでしょう。 とうとう一点を見つめるのみで、先にお降りになるまで私の方へは顔を向けてくださいませんでした。 もしや私が原因でそこが本来お降りになる駅でなかったとしたら本当に申し訳なく思うのです。 電車が動き出して、窓からこの方のお姿を追いましたが、人の波の中に消えてしまっていて二度とお見かけすることはできませんでした。 私、とても心細くなりました。
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[M9-P]
by Scottts | 2013-02-16 00:00 | SUMMILUX 35/1.4
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