週末の午後、いつものように右肩にカメラをぶら下げて町を歩いていた。
何を撮ろうと思うでもなく、時折頬をかすめていく少し温度の低い風に秋の訪れを感じながら横断歩道を渡ろうとして
立ち止まった時、ふと飾り気のない建物のウインドウの中に小さな子供靴が置かれているのを見た。 新品ではなく
相当履き古された靴は、しっかりとした作りで職人芸を思わせた。 一瞬、娘たちの昔の姿が目に浮かんだが、
すぐに車と共に通り過ぎていってしまった。 気を取り直し空を見上げると鰯雲が高くきれいに並んでいた。
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by scottts | 2008-09-23 00:11 | ELMARIT 28/2.8 | Comments(12)
Commented by ichi-some at 2008-09-23 00:50
「赤い靴」 を思い出しました。
Commented by scottts at 2008-09-23 05:26
ichi-someさん、赤い靴はアンデルセンの童話や日本の童謡にもありますね。
「異国」的な雰囲気がありますね。
Commented by nontan91 at 2008-09-23 20:19
たしかに年季が入っているように見えます。
このお店で昔作った靴でしょうか。
作りのしっかりしたものは、ずっと長いこと使えるし、年とともにいい味出てきますよね。
でも靴は磨り減ってしまいますから、よくきれいにとってあったものです。
娘が昔はいていた靴など見ると、小さいときの思い出が瞬時によみがえってきますね^^
Commented by tullyz2 at 2008-09-23 20:24
海外では靴を履いたままの生活が長くなるので、靴への思い入れが強いですね。
日本なら自己責任でどんな靴でも買えますが、イギリスでは足に合わないからと
売ってもらえませんでした^^
Commented by chousan-drybox at 2008-09-23 22:28
日本では既製靴で済ましてしまいますが、靴社会ではオーダーで作ることが多いのでしょうか?
年季の入った皮の渋さとまわりのパステルカラーの対比がいいですね。
Commented by yoshipass at 2008-09-24 00:27
scottts さんのすばらしいキャプションにマッチした写真ですね。
色も、構図も落ち着いていて、時の流れをゆっくりと刻んでいるかのようです。
Commented by scottts at 2008-09-24 05:38
のんたんさん、中が暗くてよく分からなかったのですが、どうも子供専用の注文靴店の
ようでした。 おそらくデザインも個別のものなのでしょうね。
いい靴は履くほどに趣が出ますね。 子供用はすぐ足が大きくなってしまうのでいい靴の
中古は売れるのでしょうね。
Commented by scottts at 2008-09-24 05:44
tullyz2さん、靴に対する思い入れはアメリカよりヨーロッパの方が大きいでしょうね。
職種にもよりますが、こちらは男性も女性も仕事でスーツを着ることがほとんどありません。
靴も同様にカジュアルなので多くのブランドの既製シューズから選んで買いますね。
Commented by scottts at 2008-09-24 05:48
chousan-dryboxさん、アメリカでもほとんど既製靴ですませます。
仕事でも結構カジュアルな服装なのでスポーツシューズが多いです。
フォーマルな皮靴はあまり履かなくなりました。 良く手入れされた皮は
いい感じですね。
Commented by scottts at 2008-09-24 05:55
Yoshiさん、有り難うございます。 キャプションをつけていつも後悔しているのですが、
手前勝手でも写真に思いがある時は説明したくなっちゃいますね。
消そうとも思ったのですが、そう言っていただくとほっとします。
ウイークエンドは取り留めもなくゆっくりと時を過ごしたいです。
Commented by casta6c at 2008-09-24 11:30 x
写真も良いし、また文章がうまい。
うらやましいです。
わたし、はっきりいって文章、逃げてますから。^^;
Commented by scottts at 2008-09-24 15:15
casta6cさん、有り難うございます。 写真に説明も善し悪しがありますよね。
ただその時の自分の気持ちをメモっただけのつもりなんですが。
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