オブジェ

ここGas Works Park はシアトルの北にある大好きな公園で、1907年に設置された石炭からガスを精製するこの装置は、50年の間シアトルのダウンタウンへガスを供給した。 リタイアした後も解体するに忍びなく、この老体をそのままオブジェにし、ここを公園にしてしまった粋な計らい。 これはすばらしい芸術作品なのだ。 京都の雪の降る金閣寺とはいかないが、この赤く錆びた残骸のなんと美しいことか。
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[G1]
by scottts | 2009-01-29 00:22 | SUMMILUX 35/1.4 | Comments(24)
Commented by nontan91 at 2009-01-29 01:05
ここ、日本のテレビでもやってました。シアトル紹介の番組です。
不思議な雰囲気のあるところで、なんだかSF映画に出てくる荒廃した近未来都市
のようで、スコットさん撮ってくれないかな~と思ってたのです。
この降る雪の中の光景が素晴らしい!
Commented by pretty-bacchus at 2009-01-29 01:31
すばらしい芸術作品が、スコットさんによって絵になりましたね!
またもや現れた二人はお友達ではないはずですし、マジック全開ですね!

Commented by scottts at 2009-01-29 03:19
のんたんさん、テレビでやってましたか、どんなところが紹介されたか興味があります。
近づいたら不思議な迫力でSF映画のシーンのようです。 撮ってよかった。
人物がもっとこのオブジェの近くでしたら、大きさの比較がしやすかったですね。
Commented by scottts at 2009-01-29 03:23
pretty-bacchusさん、有り難うございます。 この複雑なデザインの鉄のオブジェは
まだ横に広がっていますが、見れば見るほどすばらしいです。 寒いし雪が降る中、
元気のなさそうなこの二人はなにを話してたんでしょうね。
Commented by k7003 at 2009-01-29 04:35
アメリカはよくコレをやりますね、いつも感心しています。フィラデルフィアでも全盛時代の巨大な工場跡が、デラウェアでもデュポンの最初の小さな工場跡が、そのままに美術館指定を受けて、一般公開されています。大阪の万博跡地の醜悪さと好対照です。大阪の万博跡というのは、いいですか、みなさん、万博にかかわった官僚達の職ころがしの餌食になった感があります。
あ、ごめんなさい、ハラタチまぎれに、肝心の写真のことコメントせずに。Summilux 70mm(!) の美しい光にじみ、いい雰囲気をだしてくれてますね。もちろん、いつもの、scotttsマジック=人物の大きさ、姿態も。
Commented by damelux at 2009-01-29 09:26
これは面白いですねー!
なるほどこんな発想は日本には無いですね。
スコットさん、マイルが貯まりまくってるので、今年こそシアトルへ!
そして連れて行ってください(笑)
Commented by scottts at 2009-01-29 09:46
NKさん、これも企業から市が買い上げて公園にしてしまいました。
名跡でもないこのようなものを公園にまでして残せるというのは
土地が広いからできることなのでしょうね。 日本は余るような場所がないですから
そうしたくてもなかなかできない事情もあるんでしょうね。
Commented by scottts at 2009-01-29 09:50
shingaiさん、いつでも飛んできてください、ウエルカムですよ。
いろいろ一緒に行きましょう。 お一人でも、また3人まででしたら車も
ゆったり座れますから。
Commented by ichi-some at 2009-01-29 10:15
ほんと粋な計らいですね。
新潟の現市役所には旧新潟県庁舎があったのですが、国会議事堂や迎賓館とおそらく同じ様式の古い建物だったのです。
それを壊してしまって、近代的な真四角な現市役所庁舎に変わってしまった経緯があります。
何で壊してしまったのかと、今でも残念に思います。

今日の1枚のような、懐の深さが我が新潟にも欲しいものです。
Commented by scottts at 2009-01-29 10:29
ichi-someさん、まあいろいろ事情があったのでしょうけど、それは本当に
勿体ないですね。 便利というのはいいのですが、なにもかも薄っぺらくなっていくように感じます。
Commented by yoshipass at 2009-01-29 21:37
渋いくて良い写真ですね!!!
温度、空気、そして過ぎていった時間まで伝わってくるようです。
Commented by Jun at 2009-01-29 23:07 x
シアトルの北のどのへんですか?知らなかった・・・・
ご老体に美を感じる人が周囲にいなかったのか、
こちらの感性がさびていたのか・・・・今ならこの
良さが分かります。この二人の味もです。雪の
中を廃墟がオブジェの公園を歩くのですね。
Commented by abearcafe at 2009-01-29 23:11 x
私もこういった工場の写真を昔から撮りたいと思っていたのです。
高速道路でさーっと通り過ぎてしまったり、近寄れなかったりする場所だったので、なかなか撮れずにいました。
もくもくと煙が上がった工場の機械的な感じをモノクロでとりたかったのを思い出しました。
こちらは赤くさびた硬い素材なのに、なんだかちょっぴりやわらかい人間味のある写真になっていますね^^やっぱりスコットさんてすごい人だw
Commented by tullyz2 at 2009-01-29 23:14
いいですねー。ちゃんと残したところがえらいです。
私は好きですけど、一般的にこの廃墟が公園として受け入れられるものなのでしょうかね?
Commented by travelster at 2009-01-29 23:15
雪がなんとも言えないですね~!
アメリカは産業構造が変わると街全体がゴーストタウンになってしまったりして日本の廃墟とスケールが違いますね。
兵どもが夢の跡。。。でしょうか。
Commented by scottts at 2009-01-30 06:30
Yoshiさん、有り難うございます。 錆びた鉄の廃墟は寒い冬の日に似合いますか。
淋しい風景ではありますね。
Commented by scottts at 2009-01-30 06:35
Junさん、ここはUWとフリーモントの間の湾沿いにあります。
この装置は実物をみると大きさを実感できます。 対岸がシアトルダウンタウンで
その景色もなかなかのものです。 こんど来られたときは是非行ってください。
Commented by scottts at 2009-01-30 06:41
abearcafeさん、その煙の上がっているハードな工場をモノクロでというのは
すごく迫力あると思いますね、是非撮って見て下さい。 寒い日に冷え冷えとしたサビ鉄の固まりと
淋しそうに歩く二人、あ~本当に寒いですよ。 有り難うございます。
Commented by scottts at 2009-01-30 06:52
tullyz2さん、合理的になんでも処理してしまうアメリカでも時にはこんなこともするんですね。
偉い人の銅像のごとく、シアトルの都市としての成長を担った装置として誇りをもって残したのでしょうね。
ここは大いに人々に受け入れられている廃墟オブジェ公園です。
Commented by scottts at 2009-01-30 06:56
travelsterさん、もう少しシャッター速度を遅くすればもっと雪が目立ったかもしれませんね。
その通りですね、そして町ごと引っ越してしまうとかしちゃいますよね。
これも近代化の歴史の1ページで重要な夢の跡ですね。
Commented by chousan-drybox at 2009-01-30 14:17
日本だと廃墟と芝生だけだと物足りなくて、色々付け加えてしまうと思うの
ですが、実にシンプルでかつ味わい深いですね。
独走先行はいけませんが、見識を持った頑固さがなくなっているのが心配です。
Commented by casta6c at 2009-01-30 14:45
考えることがさすがに粋です。
被写体にももってこいですねえ。

そこに人物をバランスよく写し込んで、
味わい深い作品にすできるのは流石です。
Commented by scottts at 2009-01-30 16:34
chousan-dryboxさん、そう言われてみると確かにこちらの公園はシンプルですね。
自然を利用した飾り気のない、人々がただ散策する場所のようなところが多いです。
Commented by scottts at 2009-01-30 16:42
casta6cさん、人々のために役に立ったとか、犠牲になったことなどは
その功を忘れないように必ずなにかを残しますね。 この錆びた装置は近くで写すと
ダイナミックな画像になるでしょう。 casta6cさんのCONTAX G2でモノクロは最適だと思いますよ。
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