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新たな試み The Wind from Seattle Vol.01

前回は、パーソナルな時間の使い方を自分の手帳にでも記せばいいものを、このような公のサイトで長々と書いてしまい、私の友人などからそれは個人的な心の整理に止めておくべきだろうという指摘もあって少々反省をしている。 確かにこの「つぶやき」的な言葉は広く発表するようなテーマではなかったかもしれない。 ただこれを読んで下さった方々の中には、ご自身が費やす時間の配分を見直すきっかけになって、その方の時の価値を高める一助になってくれたならば、それはそれでよかったかなとも思っている。

さてヨドバシカメラさんから、こちらの人々や街や風景などを伝えるさらっと軽く見れるような写真と文章の連載をしてみないかというお話をいただいた。 ブログでしていることの延長線のようなものだが、そのような重要なサイトでの連載となると少し肩の荷も重くなるのではとお受けするのを躊躇していたが、日本の文化で育った自分が撮ろうと思う素材は、それを見て下さる日本の人にとっても同様興味があるものかもしれないので、今まで通りの自然体で撮っていけばいいのであればやってみようかという気になった。 第一回が掲載されたので、お暇なときにでも見ていただければ幸いです。
[レンジファインダーな人達] と同じサイトで、タイトルは[ The Wind from Seattle Vol.01 ]
by scottts | 2011-06-20 16:55 | ヨドバシカメラサイト掲載記事 | Comments(50)

これからの事

一年ほど前から考えていた。この歳になって残された時間をどう使うかという命題だが、漸く心に決める事ができた。今までの人生を顧みると、これも途中でどんな変化があるのか今は知る由もないが。

現在ウイークデイの大半はオフィスで過ごす。しっかり仕事に勤しんでいるかといえばそうでもなく、取りあえず拘束されていると言っておこう。プライベートの時間はシンフォニーコンサートとミュージカル観劇、その他シアター関係で年間30回以上費やす。そして野球や、サッカーなどのスポーツ観戦もある。その他映画も20数回は劇場に足を運んでいるだろう。レンタルビデオで映画を家で見ることも多い。朝食や夕食は料理の種類や内容に拘わらず時にはテレビを見ながら、時には音楽を聴きながら、時にはワイフと世間話をしながらだらだらと時間をかけて食べる。娘夫婦や息子夫婦に会ったり、友人と会ったり、その他家仕事やら犬たちとの日常の諸々。そして本を読んだりたまには思考からはなれ、ぼんやりしている時間も大切だ。

そしてこのブログだが、写真はRAWで撮るのでその現像と、自分がそれを写した思いができるだけ正確に表現されるよう、必要であれば描写の微調整も行う。選んだ中からブログに載せる写真を決めるのは時間をかけて慎重に考えるし、最近ので気に入った写真がなければ過去に戻り選ぶこともある。そしてブログにいただいたコメントをなるほどなるほどと読み、コメント先も訪ね学ばせてもらう。
これらを重ねるとライフ使用時間はほぼ満タン状態だなあと思う。

さて、私事だが6才上の兄が数年前アルツハイマー型認知症になった。先日、日本の兄を訪ねたが、弟を認識してくれているようで握り返してくれた手の力は強く、こちらの顔を見つめる目は何かを訴えているようで一瞬抱きしめたくなったのが思い出される。精密検査の結果、兄は遺伝性アルツハイマーだった。母も晩年はアルツハイマー型認知症で余生を過ごしたのだ。ということで自分も遠くない将来、罹患する確率は高いらしい。自分がその世界へ入ってしまったらカメラを持たせてほしいと思う。そんな状態の自分が我を忘れた視点で何をどう撮るか、そしてそれはどんな写真になるのかとても興味がある。

1998年初夏の夜、脳膜下血腫で緊急手術をした、6時間遅れれば今この世にいることはないというぎりぎりにつかんだ幸運だった。開頭手術をしたので脳もぴかぴか新品になって認知症にはならないだろうとの願いもある。しかしもし自分を見失うことになるかもしれないことを考えると、しておきたいことは今すべきだという強迫観念にとらわれる。

数年前までクラシックギターを弾いていた。趣味の範囲であるが譜面から拾って出てくる音やメロディに喜んだり、驚いたり、楽しんだりと、あの感慨が忘れられない。完奏できた「アルハンブラの思い出」やフランシスコ・タレガの様々な曲、ショパンやバッハの編曲など、すべて弾けなくなってしまった。楽譜から自分の指で音階を生み出す興奮も遠い昔のこと、先ずはこれを取り戻したいと思った。

そこで、その時間を作るためにscotttsブログの更新パターンを変更しようと考えた。止めるのではなく、写真を撮ることは今まで通り続けるので一ヶ月に一度、月初めの更新にするつもりだ。写真に関してはいつか個展のようなこともしてみたいし、朧げながら他の企画もある。

コメントは置かなくても毎日ブログに自分の拙い写真見にきて下さっている方もいるのは、本当にうれしく感謝している。そんな期待に背いてしまうようで、とても申し訳ないという気持ちがある。ブログのコメント欄はキープしておくので何かと連絡(メールもOK stsumura@seanet.com )があれば使ってほしい。交信していた方々のブログにはできるだけ訪ねさせていただくつもりだが、相変わらずのすばらしい写真をどしどし載せていってほしいと願っている。
ここに来て下さっているすべての皆様、ありがとうございます。また会いましょう。お元気で!
by scottts | 2011-06-08 00:38 | その他 | Comments(86)

色温度の妙

追記: 「色温度の妙」というタイトルを付けたのは、この天井の高いホールのようなレストラン(バレー劇場の中にある)を上の階のカフェから見ると、先ず目の前にある数々の大きな(広角レンズのため少しサイズが強調され、より大きく写っている)オレンジ色の味わいのある照明笠が目に入り、空間を押しつぶすのではないかとさえ思った。 しかし全体を見るとそのような感じはなくむしろうまくバランスのとれた美しい3次元の風景だった。 上にこんな色重量があって空間の均衡をとるものはなんだろうと見ると、その重みを支えるように壁を連続に走る、より強いオレンジ色の椅子と背もたれがあった。 そして壁にかかる、バレリーナを抽象的に描いた絵が中間のクッションになり、天井と壁の押さえた発色が全体を引き締めている。 この色彩(色温度)使いの妙に感動を覚えた。 暖かく包まれ、明るさがあるけど落ちついた雰囲気の中で人々は軽々と動き料理を楽しめる、 実にすばらしい技だと思ったのでこのように名付けた。
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[M8]
by scottts | 2011-06-06 01:10 | ELMARIT 28/2.8 | Comments(22)

取り残された白鳥 日本

通常2月~4月にはシベリアへ帰るという。 既に群れは北帰行に旅立ち、何かの理由で一羽残ってしまった白鳥。 皆からはぐれて淋しかろう。 頑張って夏に耐え秋を越し、仲間が戻るまで生き残ってくれ。
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[M8]
日本での写真はここまでで、また以前のように隔日の更新になる。 短い滞在だったが、仕事の合間にM8、X1の試写も含め623回シャッターボタンを押した。 掲載できた写真は約3%だから歩留まりとしてはいい方かな。
by scottts | 2011-06-04 15:37 | SUMMILUX 35/1.4 | Comments(24)

気と絆の狭間 日本

逃れることはできまい...
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[M8]
by scottts | 2011-06-03 15:26 | SUMMILUX 35/1.4 | Comments(22)

無言の会話 日本

母の手に指にどれだけの愛がこめられているのだろう、そしてこの子の瞳が口元がどんな喜びを伝えようとしているのだろう。
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[M8]
by scottts | 2011-06-02 16:24 | SUMMILUX 35/1.4 | Comments(24)

和の彩り 日本

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[M8]
by Scottts | 2011-06-01 12:11 | SUMMILUX 35/1.4 | Comments(28)