雨の野

小雨が降っていた。 濡れた草は既に冬を迎えているように所々枯れている。 そして間もなく朽ち、次の春に新しく生まれる芽の肥料になるのだろう。 その準備をしているのだと思うと枯れ草も愛おしく見えてきて、踏まないよう歩を進めた。 水を含んだ草や土の匂いが混じる野に身を晒して雨に濡れる感触は、まるでハーブシャワーで体を浄化されているようですっきりとフレッシュな気分になった。
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[M8]
by scottts | 2010-10-01 00:10 | ELMARIT 28/2.8
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