先ず水を口に含みくちゅくちゅして不純物を落とし、捨てる場所がなければそのまま飲み込む。口をつける前に3分間はじっとながめ、匂いを楽しみながらゆで加減を評価する。
まだ食べ始めてはいけない。たまってきた唾液を落とさないよう顔を皿に近づけ、フォークの先でちょいちょいとスパゲッティをもて遊び、食感を探るのが料理人に対する礼儀。
さて十分に気持ちの準備が整ったら二本をうまくすくい取り、それをダブルに折り曲げて先端を小さく開けた唇から軽く押し込む。同時に舌をうまく使いながらずるっと吸い込む。
次に10本くらい突き刺し大きな口を開けて一気にほり込む。このように繊細さと豪快さを織り交ぜて食するのが通の食べ方なのだ。努努スパゲッティーをフォークにくるくる丸めて食べる事なかれ。

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