Vol.50 最終版掲載です。

(本文からの転載ですが)
数か月前から「The Wind from Seattle」はVol.50を最終版にしようと考えていた。先日東京に行った折にKさんと意見交換し承諾を得たのだが、主な理由は、出会った被写体からのシグナルと自分のイマジネーションが呼応した時にカメラを向けるという撮影スタイルが、最近はテーマを考えて被写体を探すようになってきたように思え、本来の、「本能的にシャッターボタンを押したくなる感覚」に反した「写真作り」を意図する撮影が楽しくないからだ。この「The Wind from Seattle」に掲載された550枚の写真やキャプションを見ていると、特に初期の頃の純粋でひたむきな写真撮りの感覚を思い起こさせてくれる。自分に撮影技術とかスタイルの進化は求めない。先ずは初心に戻りたいと思う。

ということで、長い間読んでいただきましたが今回で終了します。将来フォト・ヨドバシでまたお会いできるプロジェクトがあればと、楽しみにしています。

そして当ブログも、いつも読んでくださっていた皆さまのお陰で写真を撮るモチベーションが維持できました。本当にありがとうございました。上記と同じような理由でしばらく休止して、またフレッシュな気持ちで再スタートをいたします。時期としては4月くらいには立ち上がれるのではと思っています。またお会いできればと思います。そちらのブログへはいつでもぶらっとお訪ねしたいと思っています。よろしくお願いいたします。


by Scottts | 2016-02-18 12:33 | ヨドバシカメラサイト掲載記事
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