週末の午後、いつものように右肩にカメラをぶら下げて町を歩いていた。
何を撮ろうと思うでもなく、時折頬をかすめていく少し温度の低い風に秋の訪れを感じながら横断歩道を渡ろうとして
立ち止まった時、ふと飾り気のない建物のウインドウの中に小さな子供靴が置かれているのを見た。 新品ではなく
相当履き古された靴は、しっかりとした作りで職人芸を思わせた。 一瞬、娘たちの昔の姿が目に浮かんだが、
すぐに車と共に通り過ぎていってしまった。 気を取り直し空を見上げると鰯雲が高くきれいに並んでいた。
靴_e0038420_03913.jpg

by scottts | 2008-09-23 00:11 | ELMARIT 28/2.8
<< 美を奏でる夕べ 秋光 >>