はい、今日も一日がんばりましょう、と寝ぼけ眼で乗ったJRです。 何となくいい香りが漂って、空気も爽やかで、いい感じでスタートが切れたねえと鼻で深呼吸を一つして。
見渡すと若い女性ばかりなんだなこれが。 日本の今のジェネレーションは女人口が多くなったんだと感心したよね。 次の駅でどさっと乗ってきた女性たちになんか注目されているような視線を感じちゃってさ、おいらもまだまだ満更捨てたもんでもないじゃんかとちょっと右の眉を上げて背筋をのばしたりしたんだな。 そんでやおらカメラを取り出して「働く女性」なんて古くさいタイトルをイメージしながら何回かシャッターボタンを押したよね、スゴ腕カメラマン風にさ。

そん時ファインダーの端っこにピンク地に白抜きの文字が入ったね。
およよよ~「女性専用車」って書いてあるじゃん!!!
次の駅に着くまでの長かったこと、その間は無呼吸症候群でほとんど視界が真っ白だったね。 小さなかすれ声で言ったんだ、「すみません。」

で乗り換えた車両は男ばっかりなんだ。 「男性専用車」ってえのもあるんかねえ、暗くてくたびれた匂いがしてさ、サラリーマンの悲哀ってえのが漂ってたんだよ。
う~今日はもう駄目だべ、戦意を喪失してるしさ、仕事を放棄してホテルのベッドへ潜り込みたくなったわね。