NYでは友人のEikoさんがホームを開放して下さった。 そしてこちらが滞在中、彼女は娘さんの住まいへ移動。 着いた夜はペコリーノトスカーナの熟成チーズをつまみながら浅く辛口のシャドネーを楽しみ、3時間の時差で胃に負担がないようにと、さっぱりしたしかし見てよし食べてよしのとても内容の深いおいしい料理をさっと準備してしまうのは流石アーティストだと感激し、シカゴで乗り換えの飛行機がキャンセルされ、オヘアエアポートで長時間足止めされた旅の疲れも心地よい気だるさに変わるほどだった。 新鮮なきうり、トマト、赤カブ、ベルペッパー、ブロッコリーノやクレソンを茄子のディップか4種類の塩(これ等がまた絶品)をつけていただく前菜から始まり、

鯛の素焼き、焼き茄子生姜添えを、赤カブ薄作りと大根おろしに生醤油か前述の塩をぱらっと振りかけて、

椀物は味わいが尽きないキノコと茗荷の汁、そしてデザートは寒天とブドウをメープルシロップで大満足、こちらまで来て料理を用意して下さった娘のMichiyoさんも一緒に中国茶を飲みながら楽しい会話も弾み熟睡の第一夜だった。

[M9-P] SUMMILUX 35mm